分数の並び替え

分数の並び替えについて

複数の整数、小数、分数を入力し、「並び替える」ボタンをクリックすると、入力した分数を通分して結果が表示されます。

「並び順」を変更することで、「昇順(小さい数から大きい数)」もしくは「降順(大きい数から小さい数)」で並び替えることができます。

整数、小数、分数で入力することができます。

分数の場合は、「/」記号で区切って、帯分数の場合は、整数部分を記入してスペースを空けて分数を記入してください。

また、途中の計算方法も合わせて表示されます。

分数の並び替えの方法

分数を並び替える方法として、まずそれぞれの数を比較できるように変換する必要があります。

分母の違う分数の場合は、それぞれの大きさを簡単に比較できないので、1つ目の方法として分数の分母を揃える方法があります。

また別の方法として、分数をすべて小数に変換することで大きさを比較して、簡単に並べ替えることができます。

分数の分母を揃える方法

  • 1. 分母を同じにするために、まず分母同士の最小公倍数を計算します。
  • 2. それぞれの分数の分母が、2で求めた値になるように分子と分母に同じ値を掛けます。
  • 3. 分母が同じなので、分子同士の大きさを比較して並び替えます。

例:34, 47, 58を昇順に並べ替えます。

分母を同じにするために、まず分母同士の最小公倍数を計算します。

4と7と8の最小公倍数は、56になります。

分母が56になるように、それぞれの分数に14、8、7を掛けます。

34, 47, 58

= 3 × 144 × 14 , 4 × 87 × 8 , 5 × 78 × 7

= 4256 , 3256 , 3556

よって、34, 47, 58を通分すると4256, 3256, 3556になります。

これを分子の小さい順に並び替えると3256 < 3556 < 4256になるので、元の分数を昇順に並べ替えると47 < 58 < 34になります。

分数を小数に変換する方法

  • 1. 分数を小数へ変換する場合は、分子÷分母で計算することができます。
  • 2. 帯分数の場合は、整数部分を別に足して、整数部分 + (分子÷分母)で計算することができます。
  • 3. すべて小数に変換してから、大きさを比較します。

例:76, 89, 113を昇順に並べ替えます。

分子÷分母を計算して小数に変換します。

7 ÷ 6 = 1.1666...

8 ÷ 9 = 0.8888...

帯分数の場合は、整数部分を別に足して、整数部分 + (分子÷分母)で計算します。

1 + (1 ÷ 3) = 1.3333...

これを小さい順に並び替えると0.8888... < 1.1666... < 1.3333...になるので、元の分数を昇順に並べ替えると89 < 76 < 113になります。

電卓簡易電卓

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